TOEICについて

TOEICって?

TOEICについては、他にもいろいろサイトがありますので簡単に触れるだけ にします。TOEICは、Test Of English for International Communicationの略 だったと思います。なんでも、TOEFLは日本人には難しすぎると言うことで、 最初は日本人向けに開発されたテストらしいです。でも、今は世界各国で試験 が実施されているそうです。

1回の受験料が6500円位です(正確な金額は忘れました。もうちょっと高かっ たような気もします。)。結構高いです。

試験から1ヶ月位で、結果が届きます。ただ、この結果というのが、リスニ ングパートの得点とリーディングパートの得点と、合計得点、それに下位何パー セントに属しているかの結果しか返ってきません。あ、受験者の得点分布など の参考資料も送られてきますが、個人の結果は、非常に簡単なものしか返って きません。もっと細かい結果も欲しいですけどね。

で、TOEICは、リスニング100問、リーディング100問の計200問を2時間で、 回答するという、非常に忙しいテストです。正直な話、考えている時間なんて ありません。もう、直感で回答していくしかありません。これは、コミュニケー ション能力を計るというテストの主義を考えれば、当たり前のことかも知れま せん。コミュニケーションの現場では、文法がどうのこうのなど考えている暇 はないでしょうから。で、そういうテストなので、「知っている」ではなく 「身に着いている」英語力を計れるのだと思います。

(01/10/2)で、リスニングについては、テープがどんどん先に進んでいくの でペースは気にしなくても良いんですが、リーディングについては自分でペー スをを作らなければいけません。でも、考え込んじゃったりするんですよね。 そうすると時間が足りなくなる...TOEICが難しいと思われている方は、リーディ ングの回答ペースを作れないとか、考え込んでしまうのではないでしょうか? TOEICは、考えちゃ駄目です。そんな時間はありませんから。もっとも、英語 ができる人は10分単位で時間が余るそうですので、「時間がない」というのは 英語力が無いことと同義かも知れませんけど。

で、TOEICには、スピーキングのテストがないと言われることが多いようで すが、実際にはそういうテストも存在します。730点以上を獲得すると、スピー キングテストの案内が送られてきます。ただ、試験地が東京と大阪しかなくて、 日付もかなり限定されていて、料金も高いのですが(1万円くらいだったような 気がします)。

ところで、私がTOEICを受け始めた理由ですが、やはり英語をできるように なりたいという気持が強かったと思います。テストを理由に勉強するかなぁと... あとは、実力を知りたいという気持もありました。

(01/10/2 追加)なんか、TOEICの公式ページを見ていたら、新しくTOEIC Bridgeとかいうテストが始まるらしいです。なんでも、TOEIC 450点以下の人 に焦点を当てた、『TOEICよりも「易しくて」「日常的で身近な」「時間の短 い」初級学習者向けのテスト』だそうです。どんなんでしょうね? で、『新 たに5分野3段階の診断情報をサブ・スコアとしてフィードバックいたします。』 だそうです。本家TOEICでも、もうちょっといろいろな情報をフィードバック して欲しいんですけど...


なぜ英語を習得したいのか?(01/10/03加筆)

何事にも動機というものがあります。私が英語を習得しようと思った理由 は以下のようなものです。

仕事上英語が必要
これでも一応工学部の助手をしておりますので仕事上、英語を読んだ り、あるいは英語で論文やその要旨を書いたりする必要があるのです。 あと、国際会議なんかでも発表することもないわけじゃないんで、やっ ぱり必要かなぁと思うわけです(95年以来、国際会議には行ってない けど。あの時も恥ずかしかったなぁ、1つ質問が全く聞き取れなかっ たもんなぁ)。

趣味で
英語を習得するのが趣味と言うわけではありません。RPGが趣味なん ですが、これがアメリカ産のものには面白いものがあるんですね。で、 英語を読めたら良いなぁと思うわけです。

むかーし、恥ずかしかった
もう何年も前ですが(1997年ごろか?)、RPGの関連だったと思うのです が、アメリカから国際電話がかかってきました。細かいことはもうとっ くに忘れてまして、用件すら思い出せません。ま、ともかく、国際電 話があったわけです。で相手はアメリカ人でしたので、当然英語で捲 し立ててきます。なんか、その前にe-mailでちょっとやり取りしてた と思うんですが、それを読んで「英語でOK」と思って電話してきたら しいんです。しかし、それが全く聞き取れなかったんですね。そうい うわけで、「英語をちゃんと勉強しなくちゃ」と思ったわけです。で、 次の年から(だったと思う)、浜松でNHK学苑てとこの英語のクラスに 通い始めました。

これまでの経過

2001/09/24

2001年の1月末、5月末、9月末と立て続けに、TOEICを受けました。
TOTALListeningReading
2001年1月末 650点330点320点
5月末 760点400点360点
9月末 結果はまだこない結果はまだこない結果はまだこない

2001年、5月のテストの結果だと、上記の得点で、下位86.1%に入っている そうです。得点の分布が正規分布になっているとすると、平均得点+標準偏差 の範囲で、下位84.1%になります。ですから、平均得点+標準偏差の枠内からは 上位にかろうじて入っていることになります。ということは、私は「英語は得 意」という事になるのかもしれません。そういう実感は全くありませんが。

で、レベルは以下のように分類されています。
LevelTOEICスコア評価(ガイドライン)
A860 - Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。
自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても充分な 理解とふさわしい表現ができる。Native Speakerの域には一歩隔たり があるとは言え、語彙・文法・構文のいずれをも正確に把握し、流暢 に駆使する力を持っている。
B730 - どんな状況でも適切にコミュニケーションができる素地を備えて いる。
通常会話は完全に理解でき、応答もはやい。話題が特定分野にわ たっても、対応できる力を持っている。業務上も大きな支障はない。 正確さと流暢さに個人差があり、文法・構文上の誤りが見受けられる 場合もあるが、意思疏通を妨げるほどではない。
C470 - 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュ ニケーションができる。
通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。複雑な 場面における的確な対応や意思疏通になると、巧拙の差が見られる。 基本的な文法・構文は身に着いており、表現力の不足はあっても、と もかく自己の意思を伝える語彙を備えている。
D220 - 通常会話で最低限のコミュニケーションができる。
ゆっくり話してもらうか、繰り返しや言い換えをしてもらえば、 簡単な会話は理解できる。身近な話題であれば応答も可能である。語 彙・文法・構文ともに不十分なところは多いが、相手が Non-Native に特別な配慮をしてくれる場合には、意思疏通をはかることができる。
E- 220 コミュニケーションができるまでに至っていない。
単純な会話をゆっくり話してもらっても、部分的にしか理解でき ない。断片的に単語を並べる程度で、実質的な意思疏通の役には 立たない。
 

私はとりあえず760点をとっているので、レベル的にはB、「どんな状況で も適切にコミュニケーションができる素地を備えている。」というところに入っ ていることになります。やはり、そういう実感は全くありませんが。

とりあえず、当面の目標は、きりの良い800点を目指そうと思っています。 ここ2、3年で800点を突破できれば良いと思っています。そのためには勉強し ないとなぁ。


2001/10/19

9月末の結果が来ました。得点は次の通りです。。
TOTALListeningReading
2001年1月末 650点330点320点
5月末 760点400点360点
9月末 710点360点350点

ま、何とか700点台確保です。リーディングは誤差範囲内でしょう。しかし、 リスニングがこんなに落ちるとは思っていませんでした。何が原因なのか良く 分かりませんが。次回で挽回したいと思います。

2002/9/30

1年ぶりにTOEICを受けました。ひさしぶりということもありペースが掴め ませんでしたが、とりあえず全問回答できました。

さて、何点取れていることやら...

2002/11/8

TOEICの結果です。
TOTALListeningReading
2001年1月末 650点330点320点
5月末 760点400点360点
9月末 710点360点350点
2002年9月末 675点345点330点

何だか「振り出しに戻る」という感じです。やっぱり1年に1回だとテスト 慣れできないということの傍証になるでしょう。それと全問回答できれば600 点台と言えるかもしれませんね。

英語の耳慣らし、文法の確認を行なって次回1月のテストで挽回したいと思 います。目標は高く800点!!


これまでやってきたこと

これまでに特に英語の勉強でやった事って無いんですよね。今は、次節の ようなことをやっていますが。

あ、1998年には浜松で、NHK学苑てとこの英会話クラスに1年だけ(週1回)行っ てたな。

ともかく、高校の時は、「俺は理系だから英語は必要ない」とか思ってい た口です。ですから、高校の時の英語の成績は自慢できるようなものではあり ませんでした。ところがどっこい、工学部で研究室に配属されると、どうして も英語の論文を読まなければいけません。下手な文系よりもよっぽど英語が必 要なのではないかと思います。

というわけで、理系を目指している高校生は、英語をまじめに勉強してく ださい。学校英語の悪い点とかいろいろ言われていますが、まじめにやってお いて絶対に損はありません。

私がやった英語の勉強と言えば次のようなことくらいです。大学に入って から、RPGを趣味にしました。そのうちにアメリカ産のRPGを遊ぶようになりま した。このルールブックを読むのは、勉強になったかも知れません。あとは研 究室での論文読みも勉強になったかも知れません。でも、文法とかの基礎が非 常に不安ではありますし、語彙なんかも片寄っているような気がします。

(01/09/28追加) そういうわけで、RPGのルールブック読みや、研究室の論 文読みで、実は多読をやっていたという考え方もあるかも知れません。何にせ よ、趣味から英語に入ったことで(RPGのルールブックね)、英語に対する恐怖 感はきれいに払拭されていることが高得点(といっても760点にすぎませんが) を取れた理由の1つかも知れません(いや、もちろん「面倒だ」とは今でも多少 感じますけどね)。ですので、RPGの関係で、「アメリカ産のRPG にはおもしろ いのがあるよ、読んでみなさいよ」と、後輩と言うか生徒と言うかに勧めても 「でも英語ですよね。」という返答が返ってくるのは非常に寂しい限りです。 大学生だったり大学院の学生だったりするのに、そういう答えはないだろうと 思うのですが。日本人の英語嫌い(嫌いというのとはちょっと違うような気も しますが)を身にしみて感じる今日このごろです。


やってること

英語の勉強をしていると言えるのは、ジオスに通っていることくらいです (2000年7月末から)。ジオスでは、グループレッスンと、プレップという少人 数制のものを週1回づつ、計2回/週、受けています。

リスニングで400点をとれたのは間違いなくジオスのおかげです。リーディ ングの点も上がったのも、ジオスで英語に触れているためかも知れません。あ、 でも1回目と2回目の受験で110点の得点差があるのは、テストに対する慣れも 大きいのではないかと思います。

他にもちゃんと勉強しなくちゃと思って、文法書なんかも買ったんですが、 全然やっていません。

(01/09/28追加)でも、英語を習得するには一説には3000時間の学習とかト レーニングとかが必要だという話もあるみたいです。私はこれまで何時間の学 習・トレーニングをやってきているんでしょう? 計算できませんけど。多分、 中学・高校・大学の英語の授業、英語テープのリスニング(そういえば予備校 時代にこんなこともやっていた)、研究室の論文読み、RPGのルールブック読み、 Webサイトの購読、英会話クラスなどなどいろいろ入れると、1500時間 (01/10/03修正)くらいにはなるかなぁと思うんですが。まだまだ3000時間には 遠いなぁ。


高得点を取るために

どうすればTOEICの点数が上がるのか、私には全く分かりません。ともかく、 英語を耳にすることや、英語を使うことが大事なことは間違いないと思います が...

ただ、ある程度の頻度(年3回くらい?)でTOEICを受けるのは良いかも知れま せん。試験型式に慣れますし。

あ、それと試験の際には「考えないこと」も重要かも知れません。高得点 を得るためには、当然ですができるだけ多数の問題に回答する必要があります から。というより、全問回答するためには、考えている時間などありませんけ ど。


思うこと

2001/09/24

1回目の受験(2001年1月末)の時には、私は一応これでも先生と呼ばれる立 場にいますので、学生よりは良い点がとれないとやばいなぁとか思っていまし た。ちなみに、うちの学校の学生は、良い点の人でだいたい400点台位の点を とっているみたいです(一部例外を除く)。だから、ま、500点台をとれれば良 いかなとか思っていました。それが1回目の受験から思わぬ高得点をとれまし た。自分でもびっくりです。もちろん、安心もしましたが。なにしろ、学生よ りはずいぶん良い点数だったもので。

で、もっとびっくりしたのが2回目の受験で760点を取れたことです。まっ たく予想していませんでしたから。何でも、730点を目標にする人が多いとい う話を聞いていました。だから、私もとりあえず730点を目標にしようと思っ ていたんですが、2回目の受験であっさり目標を越えてしまいました。ま、ま ぐれかも知れませんが。

そこで思うのが、TOEICって過大評価されているんじゃないかという事です。 何せ、英語は高校時代から駄目で、いまもジオスに通っているだけの私でさえ 760点取れるんですから...そんな感じに受け取っていたので、学生に「君たち も700点くらい簡単に取れるよ。」という話をしました。そしたら学生から諭 されてしまいました。「小林さんは英語ができるのだという自覚を持ってくだ さい。」だそうです。うーむ、実感がないんですが...

3回目を受けた感想です。こんなこと言って点が悪かったら笑い話ですけど。 リスニングは、非常に速く話されているという評判を聞きますが、私の感想と してはそんなことはありません。早口じゃないし、発音もはっきりしていて、 聞きやすいと思います。ただ、私の場合、問題を読んだり、マークシートを塗 り潰したりというのに結構時間を取られてしまうので、こういう感想と得点と が一致しているとは限りませんが。


2001/10/22

うーん、リスニングの点が大幅ダウンです。上であんなこと書いてるのに 何と恥ずかしいことか...ひっかけみたいなのに引っ掛かったのかな? ま、ま た1月末のテストを受けてみましょう。

でも、700点台確保はうれしいです。目標は800点(まずは)!


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