手帖の基本

あちこちで言われていることですので、ここで書くこともないかと思いま すが、一応、基本ということで。

まず、一番大事なのが1件1葉(or複葉)にすること。複数件を1葉にしてしま うことだけは絶対に避ける。これは後のファイリング時に、複数件を1葉にし てしまっているとカードとして扱えないためです。

それから、とにかく何でも書くことです。記録しなければ何も残りません。 「覚えておけば良いや」と思っていたにも関わらず忘れてしまった等という経 験は誰にでもあるでしょう。そういうことをなくすのです。「知的生産の技術」 (梅棹忠夫、岩波新書)の言葉で言えば、「記憶する変わりに記録する」という わけです。

もちろん、何度も見直すことも大切です。メモを書いても、死蔵していた のではメモをした意味がありません。何度も見直すことで新たな発見などもあ ることでしょう。

あとは、メモには必ず日付を入れておくことです。そうすることで、いつ のアイディアか分かりますし、アイディアの変遷なんかも分かります。私の場 合、日付だけではなく各カードにID番号を振っています。高いナンバリングマ シンまで買って。そうすることで、1枚のカードが一意に決まり、参照なんか もしやすくなりますので。ID番号を振るところまではともかく、日付だけは必 ず入れましょう。

さて、メモの保管も考えなければいけません。記録は管理しなければ再利 用できないでしょうから。SD(システムダイアリー)やBindex-Nであれば、SD用 のプラケースを使えるでしょう。ミニ6穴システム手帖であれば、5x3情報カー ド用のボックスを使えるでしょう(ただし、小さくて使いにくいですが)。バイ ブルサイズだと、 InfoFIleを使えます(高いけど)。

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