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# 魔法の使用

魔法は、【追加技能とキャラクターメイキングに関 する事項】での「呪文投射技能」の解説のところで述べたように、 【魔法リスト】に挙げるそれぞれの魔法ごとに、 技能として取得しなければならない。

また、各魔法には使用者レベルが設定されており、魔法知識の技能値がそ の使用者レベル以上にならなければ、その魔法を修得することはできない。 また、技能レベルも魔法知識のレベルより大きくはできない。

なお、魔法知識のレベルを挙げるためには、一種のテストを受けなければ ならない。魔法知識とはそのようなテストによって管理されている数値と思っ て欲しい。これは通常、シナリオ間に処理を行なっているものと考え、実際に はキャラクターの成長処理時に、他の技能と同様に処理を行なってかまわない。

判定は基本的に通常の判定と同じである。ただし、常に魔法を使えるとは 限らない。使用する呪文の使用者レベルを常に負の修正値として判定に適用す る。

また、連続して使える魔法の数には限界が有る。一般的なのは、連続して3 回まで呪文を投射できる契約の箱である。なお、1時間程度、歩き周るときに 契約の箱を身につけていれば、その間に1回分の呪文投射に必要なマナが蓄え られる。そのため、一般的な契約の箱では、最大で1日に12回から15回程度の 呪文の投射が可能となる。

なお、遺跡などにおいて契約の箱を見付けたとしても、そのまま使えるわ けではない。

なお、地下などでは、なかなかうまく魔法が発動しないことが知られてい る。その場合、魔法の杖や魔法の紋章を途中の経路に置いておくことで、魔法 が発動するようにになる。地下などの場合、曲り角ごとに、以前に置いた杖が 見えるように新たに杖を置いていかないと、魔法の成功率が落ちる。地下など の入口から現在地までの経路に置いた杖の数から、それまでの曲り角の数を引 いたものが修正値になる。魔法の紋章の場合、この修正値に更に -1 を行なう。 ただし、この修正値は正の値の場合は 0 として扱う。

魔法の杖や紋章には、所有者の名前などが登録されている。ただし、所有 者の変更は、所有者が魔法の杖や紋章に許可すれば容易に可能であり、許可を 与えられる状況であればいつでも必要が生じた時に行なってよい。また所有者 の変更は呪文とは考えなくてよい。

さらに、「真の名前」と呼ばれるものを設定しなければならない。これは 呪文の投射を行なう際に契約の箱に示さなければならない名前である。これが 他の魔法使いに知られてしまうと、知られた魔法使いの権限で様々な行動が可 能になってしまう。


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