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[an error occurred while processing this directive]さて、これまでのところで、ワールドもシステムもおおまかな形が見えて 来ているはずです。 すると、次に必要なのは、そのワールドやシステムをより具体的なものに するための、データの作成です。
さてと、このデータについてもちょと考えることが有ります。 データと一言で言っても、大雑把に以下のように分類できます。 もちろん、実際にはかなり重なりあうわけですけどね。
ここで、「技能 (あるいは能力)」というのと、「その世界に存在するもの」に 関係するものとして、 例えば魔法や超能力なんかが考えられます。 道具は使いませんが (いやもちろん、使う場合も有ると思いますけどね) 、 それぞれの魔法や超能力を解説しなければならないでしょうし、 その処理の方法も決めておかなければならないわけです。
さて、ではどうやってデータや設定を作っていけば良いのでしょうか?
まずは、その世界に登場する、特にPC達にとって身近な必要最少限のワールドや 物品から設定して行きましょう。 何より最初に書かなければならなのは、 そのワールドがどういう世界 (および社会) なのかをプレイヤーに説明する記述です。
ここで、何かを説明する場合、 まずそれに含まれる要素から記述していく方法と、 まずはその全体像から記述する方法の2種類が有ります。 理系の書籍などにおいては、前者の方法をとることが多いのですが、 専門文書ならともかく、RPGにおける記述においては後者の方法を取る方が 良いでしょう。 まず全体像がつかめているかどうかで、その後の記述の理解しやすさというのは かなり変ってきますからね。 ワールドを説明する記述を書いていく場合にも、その順番に書いていくのが良いと 思います。 もちろん、ワールドの要素について個別に何か思いついているものが有るならば、 それはそれでメモとして書き込んでおかなければなりませんが、 説明用の文章としては、それとは別に概要から詳細へという流れに従って 作っていくべきでしょう。
ではプレイヤーに、どのようにその世界を説明するのが良いのでしょうか? まずは、どういうジャンルのワールドか、そしてそのジャンルのステレオ・タイプとは どういう点で異なっているのかから書くのが良いでしょう。 だいたいにおいて、 【 イメージを固める】で考えた程度の 内容を、整理して示すところが開始点と思えば良いでしょう。 そういう概要を書いた後は、かなり詳細な記述を個別にどんどん書いても かまわないでしょう。
また様々な物品も、それぞれの使用目的や使いかた、そして得られる 効果などを説明しなければなりません。 ここで、武器ならばどの程度のダメージを与えられるかなどという、 物品のパラメーターも設定しないわけには行きません。 ただしこれらは、ワールドのイメージとか判定方法とか戦闘に関してのシステムが決 まっていれば、だいたい必然的に決まって来るものです。
ワールドやデータについての記述には膨大な量が必要になると思います。 そしてこの設定をどのように行なうかなどについては、 ここでは何も言えません。 あなたの持っているイメージや、テストプレイによって得られた事柄などを どんどん書き加えていくしかないでしょう。 この点についての注意としては、新たに書き加えるものは、 あなたが持っているシステムやワールドの イメージに矛盾しないようなものにしなければならないということでしょう。
《----------》●サンプル: データ
◎世界
【 イメージを固める】に書いたとおり。
◎武器
- 剣
- 強さ 3
- ナイフ
- 強さ 1
- スリング
- 強さ 0 : 盗賊技能で判定
◎防具
- 革鎧
- 強さ 1
◎魔法 魔法は魔法技能で判定 (目標値は並) 。 魔法技能を持っているもののみ使用可能。
- ファイアー・ボール
- 強さ 2 : 1回使用するたびに使用者のHP が2つ減少する。 もっと強いファイアー・ボールを撃つ場合、 強さを1つ増やすごとに、目標値も +1 され、 HP の消費も +1 される
- キュア
- 治癒 : HPが2つ回復 : 1回使用するたびに使用者のHP が 2つ減少する。 もっと強い キュアを行なう場合、 強さを1つ増やすごとに、目標値も +1 され、 HP の消費も +1 される
◎モンスター
ごめん、まだ作ってない。