01/03/27: ちょっと整形
どうもうまく表現できないのですが、プロップのファンクションとは別の 軸で、ストーリーの種のようなものの類型を考えられるのではないかと思いま す。うまく言えないのですが、プロップのファンクションはいわば時間軸にそっ たストーリーの展開の元型で、それとは別にストーリーの内容的な種というか 元型を考えられるのではないかと。でうまくいけば、ストーリーの種をつかま えて、プロップのファンクションに沿って考えればシナリオを作るのも楽にな るかな〜などと思っているのですが.....
この種については、よくよく考えてみると、かなり「対立」にもとづくも のが多いような気がします。その点では「劇 的な状況」に述べている対立についての部分とかなり関連すると思います。
まだ考えがまとまっていないのですが、思いついたものを書いておきます。
なお[]でくくられている名前(敬称略)は、その方から寄せられたものです。
で、被造物が創造主に対して反乱を起すというタイプのストーリー。ただ し、反乱以前に創造主が被造物に対して反乱の種をまいていたような気がする。
それらの聖域(と言っていいのかどうかわからないけど.....)に足を踏み いれてしまったため、知るべきでないような事柄(人間にとって脅威となるよ うな事柄)を知ってしまい、その事柄を何とか失敗させようとする。もしくは、 聖域に足を踏み入れてしまったため、そこの主に目をつけられてつけまわされ る。
聖域の話とは反対に、外の世界の生物が自分たちのテリトリーに侵入して くる。大きく分けて、あからさまに侵入してくる征服者型と、こっそりと侵入 してくる潜伏者型に分類できるかもしれない。
いわゆる正義の味方が悪者をやっつけるというやつ。ただしこれはストー リーの種ではなく状況設定と考えるべきかもしれない。まだまだ考察不足で何 とも言えないけど。
逆に、「特別なアイテム」というのも物語の種と言えるかもしれない。 2001 年宇宙の旅のモノリスとか。
最終的には抗争も含むが、むしろ何かを得るための闘いという面が強いと 思うため争奪戦と呼ぶ。
「伝説の勇者」とか「財宝の伝説」など、「伝説」と名のつくものは、そ れだけで何だか人を引き込むものが有る。
ゴジラを復讐と言っていいのかわからないけど... 例えば被造物の反乱だって、ある意味で復讐ととらえられなくもない。 ゴジラだって、考えかたによっては被造物だし...
ともかく、人間などに対して復讐をするという感じのもの
ちなみに、ある人が Deep Impact という名前を聞いて、 「それは、SFか? それともポルノか?」と言った。 実話である。
こういうベタベタのギャグのような話は、私はもう1つ経験している。
私:「SFマガジンください」
店員:「は、SMマガジンですか?」
私:「.....」
これも実話だからな!
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