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1セッション中 (つまり1回のプレイが終了するまで) で、行為の成功判定に 成功した場合は、その技能にマークを付けていきます。 セッションの終了後、キャラクターの成長の判定を行います。 その方法は、原則として、1レベルの一般判定と同じです。 ただし、次の技能値を修正値として、基本目標値から引いたものを 目標値としてください。 もしも、何らかの理由で能力値が変動している場合は、 本来の値で判定を行ってください。その判定に成功すれば、 技能値が1つ高くできのです。あるいは、関連能力値中の最低でも1つが一致している 他の技能値を上げても構いません。その際、0レベルの技能を1レベルにしても 構いません。 ただし、一回の成長によって、つまり1セッションが終了した後の成長によって、 1つの技能値を2つ以上上昇させてはいけません。
成長の判定においては、気迫を込めることはできないものとします。
また、技能につけていた、「判定成功」のマークは成長についての判定を 終えたら、消しておいてください。
例を挙げて説明しましょう。
+---------------------------------------------------+ | 敏捷値(A)[ 9 ] 教育値(E)[ 7 ] | | 操作値(O)[ 9 ] 知覚値(S)[ 8 ] | | 力強さ(C)[ 10 ] | +---------------------------------------------------+
[技能]---------------------------------------------------------------------+ | 運動(A,C)●..........◎[_2]> < | | | | 忍び歩き(A,S)▲[_2]> < 隠れる(A,S)▲..[_0]> < | | | | 素手格闘(A,C)●[_2]> < 回避(A,S)●▲..[_1]> < 応急手当(E,O)●[_3]> < | | | | 知覚(E,S)●..........◎[_3]> < | | | | 世界知識(E,S)●......◎[_1]> < | | | | 交渉(E,C)●............[_2]> < |
このキャラクターは<素手格闘 2>に成功していたとしましょう。 すると、次の技能値は3ですから、修正値 = -3として、素手格闘に対して 1d20 を 行います。 ここでは、敏捷値の9が基本目標値になります。それに対して-3の修正を 与えるわけですから、目標値は6となるわけです。 そしてその判定の結果が、6以下となったならば、素手格闘の技能は 1レベル高くできるのです。 あるいは、敏捷値、あるいは力強さのいずれか (両方であっても構いません) が 関連能力値となっている別の技能のレベルを上げても構いません。 このような操作を、マークしてあるすべての技能に対して行います。